FXを始めるために、最初に知っておきたい基礎知識を紹介します。
FX会社で口座開設をする前に準備しておきたい書類や、初心者がハマりやすい失敗例や解決方法などを紹介します。
特にFX取引をはじめたばかりの時は、悩むところやつまづくポイント、失敗するパターンが似ていることが多いです。
FX初心者にありがちのハテナ?を最初に知ってから取引を始めるのと、そうでないのでは、それだけでも大分差が出てくると思います。
FXを始める際にチェックしておいて欲しい内容ばかりを紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
FX取引をおこなう前に準備しておきたいこと
FXをはじめようとする場合、まずはトレードをおこなう業者を選ぶところからスタートします。
FX業者を選ぶ際のポイントや勉強しておきたい基礎知識、準備するものなどについて見てみましょう。
FX業者を選ぶときのポイント
国内にはいくつものFX業者があり、どこを選べばいいのか迷うことも多いでしょう。
「最初はトライアル程度に小額からはじめたい」
「基礎知識の勉強も兼ねて、お小遣いの範囲で実践してみたい」
と考えているなら、購入できる通貨の最小単位設定が小さく、手数料の安い業者を選ぶのがポイントです。
そのほか、操作性にストレスがないか、購入したい通貨の取り扱いがあるか、規模が大きく信頼できる業者であることなどもはじめて選ぶ際のポイントとなります。
時期によってはキャッシュバックなど各社キャンペーン企画を開催していることもあるので、お得にはじめたい場合はキャンペーンで選んでみるのもよいでしょう。
FX業者を選ぶときのポイント
FXをはじめるには、上記ポイントを参考に選んだFX業者で口座を開設する必要があります。
口座開設にはいくつか必要なものがあります。
- 銀行口座
- 本人確認書類(免許証、パスポートなど)
- マイナンバー
- 証拠金
銀行口座はFXで利益が出た場合に、FX口座から出金して振り込むための銀行口座となるため、準備していなくても登録は可能です。
本人確認書類は必ず必要ですが、書類の画像をネット経由でアップロードすれば良い業者がほとんどです。
証拠金については、1通貨単位で購入可能な業者であれば少額からでもトレード可能ですが、都度入金の手間とコストを考えると、基礎の勉強がてらの登録なら数千円~1万円程度準備すれば十分です。
業者によっては証拠金を使わずFXがシミュレーションできる「デモトレード」を採用しているところもあります。
使えるサポートやサービスは活用して、知識を蓄えていくようにしましょう。
FX初心者によくある失敗と対処法
FXの口座を開くのは意外とかんたんで、証拠金も多額を準備する必要はありませんが、実践となると不安を感じる人も多いでしょう。
ここでは、FX初心者にありがちな失敗例と対処法をいくつかご紹介していきます。
怪しい情報に踊らされてしまう
SNSやインターネット上では、投資に関して真偽の怪しい情報が飛び交っています。
「自分は絶対に騙されない」と思っている人に限って危ないといわれるように、油断していると嘘の情報を信じて大きく張ってしまい、損するケースもあります。
FXに限ったことではありませんが、よくわからない人からの情報や、信頼できる機関のニュース以外は鵜呑みにせず、欲を出さず冷静に判断することが大切です。
逆に正しい知識をどんどん勉強することで、情報に踊らされるリスクを軽減することができるでしょう。
ビギナーズラックで調子に乗り失敗
デモトレードで成功したり、数度の取引で予想が当たったりするなど、いわゆるビギナーズラックで調子に乗り気が大きくなってハマってしまうケースも初心者にありがちな失敗です。
FXや株などの投資はリスクがありますので、それを念頭に置いて慎重にトレードをおこなうことをおすすめします。
基礎知識が足りない・勉強不足
基本的な用語の意味を取り間違えたり、チャートのテクニカル分析が甘かったりすると、避けられたはずのミスをしてしまうリスクが高まります。
冷静にトレンドを見極め、引くときは引く勇気を持つためにも、世界情勢や市場の動向、基本用語などはこまめにチェックすることが大切です。
これらの点を頭に置き、余裕のある範囲内で淡々と取引を続ければ、予測と判断の整合性は上がっていくでしょう。
相場の読みが当たったときの喜びは、自力で冷静にトレードしたときほど大きいのです。
それではここで、初心者向けのFX業者をいくつかピックアップしてご紹介します。