これからFXを始めようと思った時に、さまざまなFX会社があるなかからどこで口座を開設すればいいか迷うことがあると思います。
取引・チャートツールはFX会社ごとにそれぞれ特徴があり異なります。
自分に合ったツールを使用することでスムーズに取引ができ、FXの効率の良いトレードができるようになります。
そこで今回は、チャートツールをチェックする際に注目すべきポイントを解説し、いくつかの取引ツールの使い方も紹介します。
会社チャートツールがオススメのFX業者名 | |||
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会社名 | おすすめポイント | キャッシュバック | 詳細 |
「初心者は持っておきたい口座!」 取引画面の見やすさやツールの充実度などから初心者におすすめのFX会社です。 | 最大30万円 | 詳細 | |
「基本的な機能が充実!」 NEWSチャートはもちろんですが、基本的な機能も初心者に優しい工夫がされています。 | 最大15万円 | 詳細 |
取引・チャートツールのチェックするべきポイント
FXを始める上で、取引・チャートツールが重要なことは理解できても、何を基準に選んでいいか分からないという方もいると思います。
そこで、取引・チャートツールをチェックする際に気をつけるべき3つのポイントを紹介します。
①チャートが見やすいかどうか
チャートツールを比較する際に最も大切なのがチャート画面の見やすさです。多くのFX会社は、初心者でも直感的かつ簡単にトレードができるタイプと、中・上級者向けにさまざまな機能を搭載し、自分好みにカスタマイズできるタイプの取引ツールを提供しています。
どのFX会社も基本的にユーザーの利便性を考えているので、絶対におすすめできないほどチャート画面が見にくいといったことはありません。しかし、その操作性の違いなどによって好みも分かれるので、デモ口座を活用して自分の好みに合ったチャートツールのあるFX業者を選ぶことをおすすめします。
②機能の充実度
FXでトレードを始めるにあたって大切になのが、チャートを見て相場を分析するの役立つテクニカル指標です。FXのトレードに慣れ、勉強をしていくとテクニカル分析に必要なさまざまな指標の存在を知ることになると思います。テクニカル指標は、大きく「トレンド系」と「オシレーター系」に分けることができます。まずは代表的なテクニカル指標を知って、利用を検討しているFX会社に自分が使いたい指標があるかをチェックするようにしましょう。
③ニュースの充実度
FXは世界経済・金融。政治と関わりがあり、もちろん為替にも大きな影響を与えます。最新のニュースはトレードする上で必要不可欠です。各FX会社のトレード画面で最新のニュースがどのように表示されるのか、ニュースの更新頻度やチェックのしやすさを確認しましょう。
おすすめのPC用取引・チャートツール
それでは当サイトがおすすめするFX会社の取引・チャートツールを会社別にPCとスマホそれぞれを紹介していきます。
DMM FXのPC版取引画面・チャートツール
まずはこれからFXを始めようとする初心者でも安心して利用できる「DMM FX」から紹介します。
PC用の取引ツールは、初心者でも画面が見やすく取引しやすい「DMMFX STANDARD」と上級者向けに画面のレイアウトやさまざまなテクニカル指標のカスタマイズが自由にできる「DMMFX PLUS」の2種類が用意されています。それぞれの画面を確認してみましょう。(※いずれもデモトレードの画面です)
「DMMFX STANDARD」
まずは初心者向けの「DMMFX STANDARD」です。
画面上部のは為替の動きと関係のある「イベント」と「ニュース」が表示されています。さらに詳しく知りたい 場合はそれぞれをクリックすると詳細も読むことができます。
画面、中央左にはトレードする際に重要な「チャート」、そして右側には「注文画面」が配置されています。チャートの「テクニカル指標」をクリックすると「ボリンジャーバンド」や「MACD」などのテクニカル指標も設定することができます。
DMMFX PLUS
次はより充実したチャートツールを使いたい方や取引画面を自分好みにカスタマイズした人におすすめの「DMMFX PLUS」の取引画面です。
こちらも画面上部に、重要な「イベント」と「ニュース」が掲載されていて、それぞれをクリックすると詳細を確認することができるようになっています。
そして画面中央には各通貨ペアの価格を一度に確認できる「プライスパネル」が用意されています。そのとなりには、「注文画面」と「チャート」が続いています。
上の図で示した通り、チャート画面の一部をクリックすると好みのテクニカル指標を追加することができます。
初心者向けの「DMMFX STANDARD」と違って、利用できる指標は「トレンド系」が10種類、「オシレーター系」が10種類と豊富です。また各画面を自由にレイアウトできるので、下記の画像のようにドル円だけを違う時間足で表示させたりと自分好みの取引画面を作ることができるのでいろいろ試してみるとこをおすすめします。
外為オンラインのチャートツール
外為オンラインには、基本的なツールからオリジナルツールまでさまざまなものがあります。
外為オンラインの「NEWSチャート」
チャートに関してはブラウザ版とJava版がありますが、今回ご紹介する「NEWSチャート」はJava版のみ対応の高度なチャートとなっていす。
「NEWSチャート」とは、チャート上のローソク足をクリックした際、その時に起きた主なニュースを見ることができる機能です。
チャートを見ていて「ここが気になる!」と思う値動きがあった時にクリックをすると、この時に何が起こったのかを知ることができます。
初心者の方は経済情報の理解の為に活用することもでき、なによりFXを楽しみながらトレードするために工夫された取引ツールです。
FXに関する情報を集めるのは結構大変ですよね。
この「NEWSチャート」を使用すれば簡単に最新の情報が手に入るので、効率のよい取引ができると思います。
下記は、外為オンラインの「NEWSチャート」画面の操作方法です。
※今回は、外為オンラインのデモ版を使用しております。
1.IDとパスワードを入力してログインした画面がこちら。
左上にある「チャート」というメニューをクリックしたら、プルダウンメニューで「チャート(ブラウザ版)」か「チャート(Java版)」の2つを選べるようになっているのですが、今回は「チャート(Java版)」クリック!
外為オンラインのログインTOP画面
2.チャートの種類が選べる画面が表示されます。
今回の「NEWSチャート」はローソク足のみ使用可能の機能なので、一番左にある「ローソク足」をクリックします。
3.ローソク足チャートが開いたら、早速「NEWSチャート」を使ってみましょう。
右側にある長方形メニューがたくさん並んでいるうちの、一番右上にある緑色の文字で書かれた「NEWS」をクリックします。
この操作をすると、ローソク足をクリックするだけでその時に起こった経済ニュースがチェックできるようになります。
4.クリック後、経済ニュースが表示された画面がこちら。
その時に起こったニュースが1行で表示されるようになっており、その中で気になるニュースがあったらそのニュースをクリックすると詳細が別のポップアッで表示されます。
※今回使用したチャートは【USD/JPY・ローソク足・1時間足】を使用しています。
このようにニュースを確認して、今後の予測をしたりとテクニカル分析に役立てることができます。
チャートを見ながらだと変化もわかりやすいので良いですね!
外為オンラインその他機能(ワープ機能)
最新のニュースなどには敏感だとしても、過去のニュースはいつのまにか忘れがちです。
FXでは、短期・長期のトレード方法にかかわらず、過去の経済情報を知ることはとても重要です。
外為オンラインの「NEWSチャート」は、便利な「ワープ機能」を搭載しています。
「ワープ機能」とは、過去にあった同様のニュースを一発で探し出せる機能です。
ローソク足をクリックした後に表示されるニュース一覧の画面ですが、過去に同様のニュースがある場合のみ「←」&「→」の矢印が表示されます。
この矢印をクリックすると、その時のニュースにワープすることができます。
過去のニュースと見比べることにより、「先月はこういう動きをしていたけど、今回はどうだろう……?」
など、さまざまな戦略を考えることができるようになります。
「ワープ機能」実際の使い方例
5月に「加4月住宅着工件数発表」があった時間帯のローソク足をクリックして「NEWSチャート」を表示します。
「←」ボタンを押すと、4月の「加3月住宅着工件数発表」のローソク足にワープ!
逆に「→」ボタンを押すと、6月の「加5月住宅着工件数発表」のローソク足にワープします。
FXプライム byGMO「ぱっと見テクニカル」
「ぱっと見テクニカル」は高度なテクニカル分析がぱっと一目で分かる、FXプライム byGMOオリジナルのFXチャート分析ツールのひとつです。
「ぱっと見テクニカル」の「形状比較分析」のチャートは、選んだ通貨ペアの現在のチャートの形状を元にして過去のチャートから似ている時期(時間帯)を探し、将来の値動きを予測。
未来の為替レートの動向を予測する機能を搭載しています。
こういった点が、他のFX会社のテクニカル分析ツールと比較すると評価が高いのです。
FXプライム byGMOにIDとパスワードを入力して、ログイン後のページで「マイページ」をクリックすると、左側に「ぱっと見テクニカル」のボタンが表示されているので、こちらをクリックすると簡単に表示することができます。
下記のチャートは「形状比較分析」のチャート画面です。
使い方は初心者でも簡単にできてしまうほどシンプルな仕組みです。
まず左上にある通貨ペアと足の種類を選んで、「比較対象通貨ペア」と「モデル予測」を選択するだけ。
すると自動的に一致率と今後の予測チャートが表示されます。過去を参考に未来を予想するということはとても重要なテクニカル分析のひとつです。
なので、「ぱっと見テクニカル」の「形状比較分析チャート」はすごく参考になります。
●今後の値動きがどうなるかを「ぱっと見テクニカル」で予想してもらう
●上昇or下降なのかを確認
●上昇予想の場合は買いの準備・下降予想の場合は売りの準備をする
●実際のチャートを見ながら、同じように動いてきたらポジションを持つ
というように予想ツールとしてとても簡単に使うことができます。
テクニカル分析が苦手だと感じている人でも結果的にテクニカル分析をしていた!ということになります。これで初心者の方も一歩前進ですね!
注意点としては、いくら優秀な「ぱっと見テクニカル」の予想でも100%ではないということ。
他のどんなに優秀なテクニカル分析ツールでも100%はありません。
確かに「ぱっと見テクニカル」の「形状比較分析チャート」は、上級とレーダーも使っているツールなので優秀ツールと言えますが、FX投資の世界には100%はないのです。
利用の際は、ひとつの目安として使うと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。無料で使える取引ツールは、今回ご紹介した以外にもたくさんあります。
それぞれ機能内容も特徴も異なりますので、自分に合った最適のツールがある口座を利用してFX取引を行ってみてください。
自分が使いやすいと思ったツールを使用することだけでも、勝率は上がるはずです。
デモで練習できる口座もありますので是非、気になるツールを一度使ってみてください!